今年の当会館でのお盆参りですが、13日から17日の午前中までたくさんの御門徒様に当会館までお越しいただきました事を住職に代わりまして心より感謝申し上げます。
また、全国的に再び猛威を奮いはじめたコロナウイルスの感染予防対策といたしまして、
・当会館内の玄関や窓など開けられる所は全て開けての換気の徹底
・参詣にお越しくださった皆様方には玄関前に設置しておりましたアルコール消毒液での手指の消毒及び除菌
・他家の方とお参りに来られた時間帯が重なった時には番号札を配布しまして車内待機や代表者一名様のみ会館内での順番待ち
と、我々もやれる・出来ると考えられる事は全て行った中でバタバタする場面もあったりと皆様にはご不便な思いやご面倒をお掛けいたしました事を改めてお詫び申し上げます。
私は毎年会館でのお盆が始まると、毎月来館されてお会いさせていただいております御門徒様や一年に一度お会いする御門徒様、初めましての御門徒様と勤行の後に色々な話をさせていただく時間が好きなのですが、今年はコロナウイルスの影響で密な状況を避けるためにあまり皆様とお話させていただける時間がなかった事が悔やまれます。
誰が悪いわけではなく、全世界中で大変な思いをしている現在です。
何人かの方とお話させていただきました時に、こういった一大事な時ほどその人の人柄や人間性というものが露呈するのだなといった内容のお話をさせていただきました。
私も一人の親として、僧侶としてどう行動すべきか深く考えさせられます。
お盆でお話する事は私自身も再確認の意味も含め、ご自身に近しいご先祖様のお骨が納められている納骨堂やお墓にてお参りをさせていただくことによって、
・自分はどこから来たのか
・自分の体の中にある命の繋がりを知らされるご縁の場
・私はこれからどう生きていくのか、どう生きていきたいのか
という内容をお話させていただいております。今年も皆様とのご縁で私の中で問いとして生きています。
来年は少しでも今までどおりに戻るようなお勤めの姿勢に戻れたらな、と感じます。
まだまだ暑い日も続き、連日のように熱中症のニュースなども流れておりますので皆様もくれぐれもご無理なさらずご自愛の上お過ごしくださいませ。
2020年08月17日 20:15