納骨は 金沢駅西 本光寺へ

一味違った納骨堂あります!

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本日の仮通夜でのこと

住職です。

本日(11/10) 
門信徒様が亡くなりまして、ご自宅で御安置出来ないとのご相談を承りましたから増泉にある葬儀社の家族葬専門の場所へ御安置していただきました。

枕経を勤めに上がると今晩は葬儀社の職員は誰も付かないと聞き、御遺族の親族の方がお茶を紙コップで出してくださいました。親族の方は、「私達は別に紙コップでも良いけど住職さんにはせめて茶碗でお出ししたい。」とのお気持ちから会館の中で茶碗を探されたそうです。
ロウソクを替えるのも私が致しまして御焼香案内等の発声も全てこちらの方で致しました。御遺族の親戚の方は、「葬儀社の人が誰も居ないという状況はおかしくないか?」と仰られました。私もその葬儀社の総支配人へ連絡を致しましたら、「内容は予め御家族の方に申してあります。それだけ費用を抑えて安くしているのですから。」との事でした。
私は、「ロウソクの火の管理もその他の事も全て御遺族の方がするのですか?」と問いました。葬儀会社の総支配人からの返答は。「そうです。」と。
私は驚き呆れました。
「仮通夜分も会館使用料の金額の中に入っていますよね?」と。
総支配人からは、「お家で出来ないのですからこちらの場所を使用して、お家で葬儀を行うのと同じ事です。」との事でした。
私はこの言葉に唖然としました。
職員が付く、身の回りのお世話、祭壇周りのチェック、火の元の管理。全てお金なのか?と疑問に感じます。後付金額に注意して等と宣伝をしているようですがこれが家族葬の実態なのか?と疑問に感じます。
もしもの話ではありますが、御家族の方が就寝中に火災が起きたら全て御家族の責任になるのか?何かトラブルがあると全責任は御遺族がとるのか?安くしてあげているのだからそれは当たり前の事なのか?と。
私はこの様な実態に怖くなりました。
2022年11月10日 23:05

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