納骨は 金沢駅西 本光寺へ

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僧侶が悪人に

寺葬0202
こんばんは。本光寺副住職の一幸でございます。
今回のブログは当寺住職からの気持ちです。

本日、金沢市内にある葬儀社様よりお話を伺いまして、石川県外から金沢市内に家族葬専門の少人数規模の式場を建てて葬儀を行う葬儀社様から金沢市内の葬儀の際の指定葬儀社になりませんかとお話を持ち掛けてこられたというお話です。その葬儀社様のパンフレットに記載されています僧侶へのご挨拶(御布施)が非常に高く感じております。

~葬儀は安く~
の謳い文句でも実際はお寺へのお布施をごまかしているのが現状です。
例えば、そのパンフレットの中に記載されております法名または戒名と斎場での勤行のみで6万円となっております。皆様はその際にかかった御布施全てがお寺の方へ入るとお思いではないかと思いますが、それはその葬儀社様への仲介料が加算されています上での金額となっているのです。
更に、パンフレット内に記載されております本山(それぞれの宗派含め)への院号法名申請料金を見ましても真宗大谷派(お東)は28万円の金額を請求されるようになっております。
本来、お寺から本山への院号法名申請料は8万円からとなっております。お気持ちのある方はその金額以上でも構いませんが、葬儀社のパンフレットには28万円と明記されております。
申請金額につきまして詳しくお知りになられたい方は、東本願寺または全国各所に教務所がございますのでお電話等でお聞きください。また、近しい所で言えば御手継ぎのお寺の御住職がお聞きしやすいかと思います。8万円から、と伝えられるはずです。
先程にも書かせていただきました県外の葬儀社様のパンフレット内からは本山申請料以外に高額な御布施を伝えられます。何故高額かと申しますと、僧侶が受け取ります御布施の中から大きいパーセンテージの紹介料金を葬儀会社がいただくと言う契約となるからなのです。

本来の僧侶は、決して葬式だけが僧侶の務めでは無く、
同じ苦悩の上に立ち
同じ場所で
仏様からの説法を頂き、亡き人を御縁とさせていただきまして人と人の絆を深めていく
その縁を持たせていただくのが僧侶のあるべき姿なのです。
親鸞聖人のお言葉の中にも、
「御同朋・御同行」
という事を仰られております。
僧侶と御門徒は別では無く、同じ道を行く御仲間であるという意味です。

当寺では法名代はいただいておりません。また、斎場での勤行につきましては車代込で5千円頂戴しております。
如何なる場合でも当日または後日に志納書(領収証)を発行させていただいております。

※写真は今回の寺葬を載せさせて頂きました。
2021年02月02日 22:37

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